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家路 松山ケンイチ [家路 松山ケンイチ]

東日本大震災後の福島を舞台に、家族の再生を描いた 「家路」 が全国で公開中です。

“帰れない場所” になってしまった故郷に20年ぶりに帰って来た主人公・次郎を、松山ケンイチさんが演じています。

キネマ旬報 2014年 3/1号
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脚本は青木研次さんによるオリジナルで、テレビドキュメンタリーのディレクターとして25年以上のキャリアを持つ久保田直監督の劇映画デビュー作となった。

次郎はかつて捨てた故郷の家に戻って、汚れた土地を耕し、一人で苗を植えて生活をしている。周辺は、原発事故の影響で無人の警戒区域になっている。

兄の総一は妻、母親と一緒に仮設住宅で暮らし、総一は先祖から受け継いだ土地を失い絶望を抱る。全域が、警戒区域(福島第1原発から半径20キロ圏内)となった商店街も撮影。

映画を作るにあたって、福島の農家で取材を重ねた久保田監督。農家の長男たちから後継ぎとしての思いをたくさん聞き、兄弟の対比の物語が生まれた。

次郎と総一は、過去の出来事にわだかまりがある。次郎の母親や総一の妻の思いもからみ合って、それぞれが抱える思いが静かに交錯していく。

松山さんと次郎役については 「暗くなくていい」 と話し合った。「深刻な場面で、人は思いつめた様子にならないものです」 と久保田監督。

内野さんが演じる総一については 「次郎とは真逆で、状況に翻弄されてブレている」 と説明する。
 
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