SSブログ

それでも夜は明ける 第86回アカデミー賞 [それでも夜は明ける 第86回アカデミー賞]

第86回アカデミー賞で、作品賞、脚色賞、助演女優賞の3部門で受賞した 「それでも夜は明ける」 が公開中。

年若い奴隷を演じたルピタ・ニョンゴさんが、長編映画デビュー作となる今作でアカデミー賞助演女優賞を獲得した。

それでも夜は明ける

1841年、米ニューヨーク州サラトガで、妻と2人の子供と幸せに暮らしていたバイオリニストのソロモンは、ある日、白人の男たちに誘拐される。

やがてニューオリンズの奴隷市場に連れていかれたソロモンは、白人農園主に買われることとなる。それは、長く苦しい12年にも及ぶ奴隷生活の始まりだった。

ソロモンが奴隷として体験する12年間は過酷極まりないが、マックィーン監督の冷徹な描出力と相まって事実を冷静に見つめられるゆとりを作品に与えている。

ときおり挿入される、黄金色に輝くとうもろこし畑や緑美しい森といった穏やかな描写が凄惨な出来事とのバランスをとる緩衝材となる。

主人公ソロモンをキウェテル・イジョフォーさんが演じているほか、ベネディクト・カンバーバッチさん、マイケル・ファスベンダーさんらが出演。

“12年間の奴隷生活” を生き抜いたアフリカ系米国人のソロモン・ノーサップが著し、1853年に出版した回顧録を、のスティーブ・マックィーン監督が映画化した。

映画「それでも夜は明ける」は、全国で公開中。

nice!(1) 
共通テーマ:映画

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。